特集・オスカー・デラホーヤ対マニー・パッキャオ 〜デラホーヤに何が起こったか?

2008/12/7

オスカー・デラホーヤマニー・パッキャオの試合、皆様ご覧になったでしょうか?

パッキャオ、すごかったですね。

パッキャオは大好きなボクサーなのですが、正直言って、試合が決まった時は「いくらなんでも無茶だ!パッキャオが無事にリングを降りられる事を祈ろう・・・」と思っていました。


パッキャオはフライ級(50.8kg以下)でデビューし、少しずつ階級を上げ、今年やっとライト級(61.23kg以下)まで上がってきた選手。

対するデラホーヤは、スーパーフェザー級(58.97kg以下)〜ミドル級(72.57kg以下)までの6階級を制覇した選手。

ボクシング階級は非常に細かく分かれています。

階級(体格)が違えばパンチ力や耐久力が大きく変わってくるからです。

今回の二人は、いくら何でも体格差がありすぎる、ボクシングの常識で考えれば、ミスマッチだ・・・。

今回の試合の契約体重はウェルター級(66.68kg以下)。

デラホーヤはウェルター級でも世界王者になっていて、十分過ぎる実績がありますが、パッキャオはこの階級は初めてでした。

計量の時の体重はほぼ同じでも、1日経った試合の時は二人の体重には大きな差があるはず。

そうなると、パッキャオのパンチはデラホーヤには効かず、逆にデラホーヤの軽いパンチでもパッキャオは吹っ飛ばされてしまうだろう、と思っていました。

いくらパッキャオの方がスピードがあると言っても、序盤はデラホーヤがくっついていってクリンチしているだけでも、パッキャオだけがスタミナを浪費してしまい、最終的にはデラホーヤがKOで勝つだろう、と予想していました。

ところが、デラホーヤは調整に失敗してしまったようですね。

まったく動けないデラホーヤを見て、僕は自分が減量に失敗した時の試合を思い出しました。

相手のパンチに反応できない、スピードがまったくない・・・。

減量に失敗したボクサーの典型的な特徴を示していたように思えます。

一旦ミドル級の体を作り上げたボクサーが、元の軽い階級に戻ることの難しさを改めて感じました。

逆に、パッキャオはしっかりとウェルター級の体を作り上げていましたね。

スピードを維持したまま増量に成功したように思えます。

今後はどの階級で戦うのでしょうか?ライト級やスーパーライト級など、ウェルター級より軽い階級に戻る場合は、今日のデラホーヤと同じ轍を踏まないよう、十二分に注意してコンディションを作って欲しいものです。

年齢を重ねるにつれて、体重調整は難しくなりますが、今後もできるだけ長く、「強いパッキャオ」の姿を見続けていたいものです。


皆様も、ダイエットの目標体重を決める際は、体重だけでなく、体脂肪率もよく考えて決めるようにして下さい。

以前より体重が増えているとしても、筋肉が増えているのかも知れません。

できるだけ筋肉を減らさず、無駄な脂肪だけを減らしてダイエットできるように頑張りましょう。






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